7がつ10にち、てんき はれ。
奄美遠征の二日目はのんびりとした朝から始まりました。
昨夜の漁港パーティでは、奄美のご当地飲み物「みき」の試飲をさせていただきましたが、今朝は「とうきびジュース」なるものもごちそうになりました。
これを煮出して個体にしたものが「黒糖」になるそうです。
飲み味は甘過ぎずにさっぱりとしていて、ベタな言葉になりますが、すごく自然を感じられる味でした。売店のおばちゃんは僕のことを「内地から来た者」と聞いただけで、「東京からねー」と思い込んでたみたいなので、「東京から来ました」と夢を壊さないように役に徹しておきました(笑)
ちなみにNHKの取材を受けたほどの老舗だそうで、近々放送されるそうですよ。
飲んだ後は「自然観察の森」へと連れ出されました。海だけでなく山も楽しまなくっちゃ、ということです。
その森では無料ガイドさんのおチカラもあり、奄美の天然記念物「イシカワガエル」が見られたり、途中偶然にも遭遇したリュウキュウアオヘビとも交戦したり、ドラゴントリデという展望台から奄美北部を見渡すことが出来たり、想像以上に多くのイベントが発生しました。
ダイツベの動画は「魚突き」しか基本的に人気ありませんが、自分が見返したときに面白く感じたのは意外にもこの「山歩き」の動画だったりします。
藤岡探検隊とか爬虫類が好きな人は、ぜひ上の動画も見てみてね(^◇^)
はてさて、そんなこんなで一行は、拠点である「龍郷漁港」へと帰ってきました。
ダイツベの奄美遠征はただの観光ではありません。実はちゃんとした目的や目標というものがあります。それは以下の通りです。
・レディを魚突きでもてなす
・本土にいないハタを突く
・初めてのナイトダイブに挑戦する
・突いた魚を市場に出して値段を調べる
Twitterでアンケートもとりましたが、一番人気のある企画「レディをもてなす」的な任務は初日に充分以上に達成したといえるでしょう。(アップしたこのシリーズの中でも、その動画の人気が一番高いという複雑な気持ち)
そして今日の目標は「本土にいないハタ」、そう奄美に来たからには、その土地ならではの高級魚を突きたいってものです。
ダイツベと大島軍のせいやくん、そしてそのお兄ちゃんたち、で漁港で船のペンキを塗るお手伝いをしたり、飛び込んだり、カヌーして遊んだり、いろいろやったのちにいよいよ「本日の突行」へと繰り出します。
漁港のそばにも魚がいるということで、この日はそのまま漁港エントリーです。
――どきどき、るんるん、海の中。
漁港があるのは内湾で、奄美にしては透明度低く、海水温も高めで、異常発生していたプランクトンに刺されまくりながらもダイツベは頑張りました。
初めて潜るポイントを探索しているうちに、とある「根」へとたどり着きます。
水深にして6〜7mといったところでしょうか。ダイツベとしてはちょうどいいくらいの水深でしたが、その根には数匹の「ユカタハタ」が住み着いていました。
二つの岩礁が、まるで城塞のように形を成していて、アナコンダみたいに馬鹿デカい「ドクウツボ」もその根に住み着いています。
ダイツベは、そのユカタハタを獲るべくして潜ります。
ところがユカタハタは、その城塞のような岩の陰に上手く隠れたりして、ダイツベを奔走します。さらに横からドクウツボが出てきてダイツベを威嚇してきたりと、なかなか緊張感のあるやりとりが続きます。
そうこうしてダイツベが手をこまねいていると、大島軍のせいやくんが現れ、一番でかいユカタハタをその合法水中銃をもってして捕えてしまいました。
「進撃の巨人」でいうところのサシャやコニーに獲物を奪われたときのジャンの気持ちが、今のダイツベには非常によくわかりました(笑)
しかし、獲物を獲るのに作法なんて必要ない。素直にせいやくんに「おめでとう」と伝え、サイズは小さくなろうがユカタハタはまだいるし、ダイツベもそれに続きます。
そしてその奮闘の末に、ようやくダイツベも「初魚種」にして「高級魚」である「ユカタハタ」をこのアクアヤスにて捕えました!
今日はこのあとナイトダイブにも繰り出す予定でしたが、急きょ、漁港にて漁協の方や漁師の方とのBBQをするイベントに遭遇し、だったらお酒を飲みたいからとナイトダイブだけ延期にしました(笑)
全部が全部プラン通りにはいかないまでも、目標は達成してるし、むしろプラン以上に楽しいことができている。
それもこれも全て、大島軍さんのお力のおかげだなあ、とダイツベは思うのでした。
最後にこの日の動画です。
進撃の巨人にまた脆弱性が発見されました | ついでにBOOKアイランド(5000円(税抜)コース)だそうな